講演Lecture
情報技術と社会の変化
インデックス
- テーマ1
-
20年しか経っていないコンピューターとの関わり
コードで Amazon・セブンイレブン・アリババ拡大
第4次産業革命 IOT4.0
- テーマ2
-
AIIB・TPPの今後の影響
日本は大企業になり過ぎて 社員を首に出来ない
何時までも人を使っての作業にならざるを得ない状況
- テーマ3
-
10月に防衛装備庁発足・武器輸出解禁
ECCMAとNATOとUNSPSC(調達数・調達期間・予算総)
- テーマ4
-
10月からのマイナンバー対策
企業はDUNS 個人はVISA リスクスコアチェック デューデリジェンス
- テーマ5
-
5月の金商法改正のクラウドファンディング
電子勧誘・出資と引き換えに未上場株を渡す株式型解禁
1. 20年しか経っていないコンピューターとの関わり
コードで Amazon・セブンイレブン・アリババ拡大
第4次産業革命 IOT4.0
- コンピューターとの関わりは たった20年
当時COMDEXを運営していたサンズグループのシェルドンアデルソン氏にコンピュータービジネス関係に進むように薦められる(TRONの開発の時代)
20年前10MBで30万円が現在 東芝 1TB数万円フラッシュメモリ・SDカード・スマホが現在10万台の容量・Windows10(IOT標準搭載の時代) - 第4次産業革命・バーコード大革命(隠し検索エンジンUNSPSCの台塔)
EC・SCM・NM・CRM・ERP・EDIのグローバル化・シームレス化(多変量解析)
ISBN・JAN・ITF・gs1からXBRLまでクラウドでさらに1000万倍のデータ(ZETA)
人類記憶データが 2日で更新 2045年に全人類の記憶量を抜き人工知能に - 情報技術における膜宇宙論(意外と知られていない国連共通コード・見えない駅)
クラウド・ビッグデーターにおけるロゼッタ革命(感情・文学も数値化自動計算)
シンボリック・アナリストの重要性(RESAS)
新しいプラットフォーム・OS(Regional Economy and Society Analyzing System)
途上国に追い抜かれる可能性
日本郵政グループ・iPad・IBM・セールスフォース高齢者に500万台配布
2. AIIB・TPPの今後の影響
日本は大企業になり過ぎて 社員を首に出来ない
何時までも人を使っての作業にならざるを得ない状況
- AIIBは意思決定が不透明(SDR参加表明・公正なガバナンス)
ADB・JICA日本のODA(国際協力機構)の連携 中国優勢業界別標準化電子カタログ(価格の開放)AIIBはEAN・ISO規格
アメリカ規格はUPC・ANSI・単位・inch・gallon・UNSPSC国連商品サービス分類コード(SAP・BIアジル経営の時代へ)
UNBISが eBOOKの text・CVS化で言葉にコードに意味をもたせ人工知能化・意思決定も電子化 クレジット法人カードで電子政務調査費へ - TPP加盟候補国は UPC・ANSIの国が多いが 日本は流通製品は JAN・運送はITF・郵便コード
工業規格は JIS・海上物流
UN/EDIFACT・物流統合コードJIFCS・物流決済トレーサビリティ・統合(UCC/EAN)
GS1・建築はCALS・医療NW-7・ATMコード・全て互換性のある世界標準識別子コードUNSPSC(AI化)
例:iTunes・Windows・Lumia 435(8400円発売)
今後の鍵は新国際標準化戦略業界別 ISO8000(D&Bの存在)
IOT/M2M(新たに建材・役所・農業・雇用・医療製・品等業界別全コード国際規格化)
ドイツ(考えるIOT)
アメリカ(物中心IOT)
日本(データー情報共有旧来型IOT) - TPP設立後加盟国間で入札随意契約可能となる(特許の開放・汎用性最低価格スピード重視)
電子会計XBRL・電子アシュアランス日本版ECCMAの必要性(ドイツSAP・米BI・日本PLATFORM・OS不足)
日本版EDIコード管理団体として国連経済社会理事会に参加提唱(日本版多次元プラットフォーム開発)
3. 10月に防衛装備庁発足・武器輸出解禁
ECCMAとNATOとUNSPSC(調達数・調達期間・予算総)
- 1. 防衛装備庁発足
- 2. 武器輸出解禁WTO デリバティブ(クラウド・人工知能)
-
3. 日米防衛協力新ガイドライン
防衛省設置法改定案- a. 装備品(武器)等の研究開発・調達等の適正かつ効率的な遂行
- b. 防衛生産・技術基盤の強化
-
c. 国際的な防衛装備・技術協力等の推進―が任務とされています。
武器の調達を合理化するため武器の開発・生産・購入といった権限を防衛装備庁に一元化
兵器調達の際に(時間・総額・SCM詳細信用調査・WOT・IOTクローズオープンデータ戦略)の概念
- 4. 過去の朝鮮特需
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5. 産官学研究解禁ECCMAとNATO 次世代の装備品カタログデータ品質管理
EDI装備品新国際標準化(eOTD)世界56ヵ国 3300万種類 国内170万種類 -
6. 官公庁一般入札・官公需適格組合の存在
政府調達協定(WTO協定)について(国連物品・サービス共通コードシステムUNCCSとNCS) - 7. 日本版装備品ECCMAの確立を提唱(装備関係多次元プラットフォーム開発の急務)
- 8. 映画防衛大学物語(企画)
4. 10月からのマイナンバー対策
企業はDUNS 個人はVISA リスクスコアチェック デューデリジェンス
- マイナンバーであらゆる履歴を管理され検索の後に空白を開け 必ず気になるワードを入れる(詐欺・暴力団・反社・マルチ・告発・逮捕)
- 検索で問題がなかったら初めて紹介 仕事を進める。
- 大手であれば決算書が見れる。
- 上場企業も適時開示で問題ないか調べる。
- 中小はDunsナンバー検索(国内・海外)国連・ISO・ANSIの世界標準の企業識別コード
D&Bでは世界200ヵ国超の地域にわたる 2億2,830万 2,164件の会社情報 - D&Bは全世界に繋がっているので失敗は許されない(DUNSナンバー検索)
- 7月から始まる金融資産出国税20%。来年1月から外国債券・外貨MMFは利益の20.135%課税
- 入国・就職・部屋・ホテル・にもクレジットカード
- 米でビットコイン取引所itBitに初の「銀行」免許楽天ドコモリクルートゲートウェイ参画
- マイナンバーによる役員・株主・従業員・取引先・顧客管理等・格付けの必然性
- 個人情報はVISA等クレジットカードに集約される
- リスクスコアチェックデューデリジェンスの重要性
5. 5月の金商法改正のクラウドファンディング
電子勧誘・出資と引き換えに未上場株を渡す株式型解禁
- グリーンシートは終了
- 今までは融資型・買い取り型・寄付型P2P(Peer to Peer)
レンディングローン債権を直接買い上げ 米銀行が束ねて 7.6%証券化 - 5月から出資と引き換えに未上場株を渡す株式型解禁
- TPPにおける新国際標準化(eOTD)グローバルEDI取引市場の可能性
第4次産業革命とIOT業界別取引市場の将来は業界別商品電子市場(電子板Quick)
IOTより WOTからスタート(WEB of Thing)HTMLや JavaScriptの WEB技術の標準化 - 手続きの概要
出資 1億まで 出資者 50万まで 電子勧誘 1000万円以上を超える場合
有価証券通知書(有価証券報告書・適時開示・内部統制管理の準備)
・新規性・特許・期待値・異業種と共有・グローバルディファクトスタンダード
・電子勧誘の為ホームページ(決め手はIOT)プレゼンも動画(ブランドイメージ)
・役員・株主・会社の優位性・認知度・好感度・国際規格・マインドシェア
・ホールディング化・プロジェクトファイナンスにも有効
続・情報技術と社会の変化 No2
インデックス
差し迫る世界大変化に備えて
- テーマ1
-
これからの時代に必要なアプリケーション・資格
瞬時に正確に答えが出る時代
- テーマ2
-
人工知能・アルゴリズムとは フィンテック革命
政府は共有型監督が中心となり経済的利権を縮小
- テーマ3
-
IOT・クラウドの決め手は価格調査
プロガマブルシステムも共有化の時代
- テーマ4
-
製造業・ロボット・CNCによる価格破壊
ISO8000 電子カタログマネジメントシステム国際標準化
- テーマ5
-
Panamaショック
これからの資金調達は株主コミュニティ
1. これからの時代に必要なアプリケーション・資格
瞬時に正確に答えが出る時代
- IOT日独共通規格 共通規格化する事で価格競争が解禁。
ISO8000台頭(財・能力の分断される社会) - (端末)Microsoft・Apple・Google
(会計)SAP
(物流・クラウド)Salesforce・Cisco Systems
(ロボット CAD/CAM)Autodesk
(人工知能)IBM・Capitalico
(プログラム)Oracle
(画像・映像)Adobe
(宣伝)YouTube・Facebook・LINE・Twitter
(コミュニティ・その他)LINE・Skype・Android・Studio・スマホ自動生成アプリ - (来るフィンテック金商法に係る資格)証券・銀行業務検定・貸金業務取扱主任・宅建・競売不動産取扱主任・BATIC(国際会計検定)
- 世界的な展示会で新しい技術視察・出展
- 小中学校でのプログラミング教育必修科目(Qremo アルコリズム図鑑)
※2018年現在 Qremoが LITALICOワンダーになっています。 - 雇用を優先し結果として時代遅れのアメリカのブルーワーカーは 1500万円の年収が300万円からさらに失業の時代へ
目利き(自分の知識を売れる人売れない人の格差が広がる時代)
2. 人工知能・アルゴリズムとは フィンテック革命
政府は共有型監督が中心となり経済的利権を縮小
- コグニティブコンピューティング(自ら学習し 大量なデーターを様々な情報源から瞬時に分析する時代)
- 人工知能アルコリズムとは ある特定の問題を解く手順を単純な計算や操作の組み合わせとして 明確に定義したものであり意思決定したものではない。
- ペトリネットとは離散分散システムを数学的に表現する手法
フィンテックとは 情報共有化・クラウド・アルコリズムなど 情報技術を駆使して金融サービスを生み出し また見直したりする動きのこと。
ブロックチェーンは 分散元帳統合技術のコンピューターネットワークであり 中央集権を置かずにして信憑性のある合意に到達する方法を可能にする技術。
公開鍵暗号方式(ベリサイン RSA暗号方式・NTT楕円曲線暗号方式) - ビッグデーター多変量解析・変数ルール・ディープラーニング・アルコリズムにおけるシンボリックアナリストの重要性。
- 国政調査の透明化・企業の会計以外の不正を含む公認情報監理士の必要性(情報の価値指標)
3. IOT・クラウドの決め手は価格調査
プロガマブルシステムも共有化の時代
- 世界中が必要とされている品質さらに低価格。
- 国連世界市場データベースUNGM(UNCCSコード)United Nations Global Marketplace 販売を希望する製品・サービスのコードをUNCCS Codesのページから確認を行う(最大限のコストパフォーマンス要求)
- 過去に 2億の開発費・運用費用 35億円が現在は入力すれば セールスフォースで 1件 6000円/1ヵ月(利益の最大化)業種別・地域別アプリ開発型ベンチャーの結果重視の人工知能の時代
- ブロックチェーンを応用したら 全ての仲介役を省くことが可能
(政府も企業も個人の生活を守れない。頼れるのは自分の力だけ) - 表見代理責任強化・勧誘者・紹介者にも同等の責任・罰金 1億
別の会社立上げ役員は禁止停止命令は 3億円適格化消費者団体差し止め請求権
マイナンバーで犯罪履歴管理 - 匿名性がなくなりファンドが崩壊
4. 製造業・ロボット・CNCによる価格破壊
ISO8000 電子カタログマネジメントシステム国際標準化
- 設計・工賃時間・材料・運賃・サービスが明確に分離発注する時代
(グローカルにおける格付け裏付けによるシンボリックアナリスト) - CAD/CAMはオートデスクがディファクト(ISO8000 電子カタログ)
- 2Dではなく 3Dの設計図だけ生き残る
CNC工作機械(Computer Numerical Control)
数値の入力なくダウンロードだけで製品が加工組み立てができる。 - CNC(Computer Numerical Control)コンピュータ数値制御
3D CNC 10億のロボットが1000万円
3D 1000万円したCNCが 今や1万円台(3Dプリンター小学校教材) - 企業は下請けカット・個人企業・低価格化ノマドワーカー・シェアオフィス・オフ会・タクシー・トラック無人化・労働はスマホで時間給・資源・農業も自動化
- 時給 15ドルの壁 3万5千ドルでロボットに代用でき 550万未満の人は 1800万以下の人に比べて機会に仕事奪われるか率は 5倍以上
- 安価で際限のないデジタル保存とインターネット接続が不正・不法行為も明確化
5. Panamaショック
これからの資金調達は株主コミュニティ
- パナマ文書
ノミニー法人の役員や株主を第三者の名前で登記できる制度完全崩壊(カストディアン犯罪幇助罰金)
ラポール(国会議員収入支出データーベース)将来は商品サービス分類 - ブロックチェーン分散型元帳・東証実証実験。三菱信託AIが運用する投信
- 仮想通貨登録・パナマ文書・世界金融関係の監督共有化・真の所有者情報開示を義務付け(GUIグラフィックユーザーインタフェイス)
- 国税庁が公表する基本 3情報(名称・所在地・番号)サイバー法人台帳ROBINS
- 金の保有率が決め手。ドイツは金で途上国に貸与(金の価格操作銀行団罰金)
日本保有量 9位 765t
都市鉱山 6800t
世界の 16%保有量 2位 - 日本IOT自動運転など 100兆円を超える経済拡大を目指し ホンハイ中国子会社 6万人の従業員をロボットで置き換え(時代遅れのビジネスモデル淘汰)
- 監査法人意見表明から調査会社の評点・格付けの時代へ
- クラウドファンディング・株主コミュニティは有価証券報告書・届出書が不要
未公開株も株価で価値が決まり 上場企業子会社が直接資金調達する時代へ
続・情報技術と社会の変化 No3
情報技術と社会の変化に於けるパラダイムシフト
インデックス
これからの情報技術と社会の変化におけるパラダイムシフト
- テーマ1
- 情報技術と社会の変化におけるデジタルデバイド
- テーマ2
- 情報技術と社会の変化におけるパラダイムシフト
- テーマ3
-
情報技術と社会の変化におけるステレオタイプ(1)
情報技術と社会の変化におけるステレオタイプ(2)
情報技術と社会の変化におけるステレオタイプ(3)
望ましくないステレオタイプの強化につながる 対人認知をゆがめやすい要因
- テーマ4
-
IOT第4次産業革命(1)
新しい資金調達の理解に必要な資質‐能力を育てるための工夫
IOT第4次産業革命(2)
新しい資金調達の理解に必要な資質‐能力を育てるための工夫
1. 情報技術と社会の変化におけるデジタルデバイド
デジタルデバイドとは コンピュータやインターネットなどの情報技術
IT(Information Technology)を利用したり使いこなしたりできる人とそうでない人の間に生じる貧富や機会・社会的地位などの格差。個人や集団の間に生じる格差と地域間や国家間で生じる格差がある。
コンピュータや通信ネットワークが職場や日常生活に深く入り込み それを活用できる者はより豊かで便利な生活や高い職業的・社会的地位を獲得できる一方 何らかの理由により情報技術の恩恵を受けられない人々は社会から阻害され より困難な状況に追い込まれてしまう。こうした状況をデジタルデバイドという。
デジタルデバイドは様々な要因により発生・拡大する。子どもや若者は技術や知識を比較的容易に習得し 進んで習慣的に利用するようになることが多いが 中高年や高齢者が新たにコンピュータの操作法などを覚えるのは困難で 生活習慣に取り入れることにも抵抗感があることが少なくない。そのため 貧困のために情報機器の購入が困難だったり 身体機能の障害により機器の操作が困難なことで情報技術の恩恵を受けられない場合もあり 元々存在した様々な格差がデジタルデバイドにより拡大したり固定化してしまうという側面がある。
また 地域や国家の単位でデジタルデバイドが生じることもあり 通信インフラの普及度合いや 情報機器を購入できる所得水準か否か 技術の習得・利用の前提となる十分な教育が受けられるか インフラ整備や技術・機器の導入・教育を担う技術者などの人材が十分にいるかといった点により 地域ごと 国家ごとに格差が生じる。ここでも 元々豊かな先進国や大都市が情報技術でさらに発展したり豊かになる一方 情報技術に十分アクセスできない発展途上国や農村部などが貧しいまま取り残されるという格差の拡大・固定化の問題がある。
2. 情報技術と社会の変化におけるパラダイムシフト
パラダイムシフト(Paradigm Shift)とは その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想・社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいう。パラダイムチェンジともいう。
科学史家トーマス・クーンが科学革命で提唱したパラダイム概念
一般用語としてのパラダイムは 規範 や 範例 を意味する単語である。パラダイムシフトは 認識のしかた や 考え方・常識・支配的な解釈・旧態依然とした考え方 などの意味合いで使われている。情報技術社会の変化に於けるパラダイムシフトは 発想の転換 や 見方を変える・固定観念を捨てろ・常識を疑え などから始まり 斬新なアイディアにより時代が大きく動くことである。人類は常に何らかの問題を抱えているため 常に解決が求められている。その解決をもたらす手段としての パラダイムシフトは インパクトが強く印象的でわかりやすい説得力を持ち設備投資が必要ない。
狭義には その時代や分野において主流だった(問題を抱えている)古い考え方に代わり(その問題を解決できる)新しい考え方が主流となることを指す。一個人の物の見方が変わることは指さない。パラダイムシフトの例として まず 旧パラダイム(例:天動説)が支配的な時代は 多くの人(科学者)がその前提の下に問題解決(研究)を行い 一定の成果を上げるが その前提では解決できない例外的な問題(惑星の動きがおかしい)が登場する。
このような問題が累積すると 異端とされる考え方の中に問題解決のために有効なものが現れ 解決事例が増えていくことになる。そしてある時期に 新パラダイム(地動説)を拠り所にする人(科学者)の数が増えて それを前提にした問題解決(研究)がよく行われるようになる。
以後 以上の動きが繰り返される。
3. 情報技術と社会の変化におけるステレオタイプ
情報技術と社会の変化におけるステレオタイプ(1)
従来から IOT資金調達に関する知識は 現実として世界中のすべての事柄を知ることは物理的に不可能であり 実際に出会うビジネスの場面ではお膳立てされた学校のように常に相手が初めから友好的である保証はない。
また 理屈ではいくら偏見がよくないことだと理解しても 予想外なデジタル体験に出会えば違和感を持たざるを得ないだろう。将来全く経験のできなかった情報技術に遭遇した時も敏感に的確に対処できる資質や能力の育成を目的とし 情報技術に対する自らの意識に気づき吟味し 制御できる姿勢や態度の育成が重要であると考えた。
その具体化が情報技術と社会の変化を意識し 対処する力を養う方法の開発である。情報技術と社会の変化の理解をさらに進めて行くことが 誤解や摩擦・偏見や差別を積極的に回避できる感受性や対処力を伸ばしていくために 今後ますます重要になっていくことだろう。
情報技術と社会の変化におけるステレオタイプ(2)
-
1. ステレオタイプの定義
様々な情報を類似化して認識した後 それが固定化し変わりにくくなる概念
(例:人種的ステレオタイプ・血液型ステレオタイプ) -
2. 人が物事を認知したり理解する際に
ステレオタイプの担っている機能- a. 思考の節約
- b. 自己の態度や行為の正当化
-
3. ステレオタイプのもとになる認識や理解を左右する接触や認知の仕方の違い
- a. 意図的にお膳立てされた接触か 日常生活の中で偶然に出会った接触かどうか
-
4. 望ましくないステレオタイプ
ステレオタイプの中でも特に 十分な客観的根拠がないのにも関わらずある集団や対象に対して否定的に思い込んでしまったもの。それに基づいた否定的・非好意的な態度や信念が偏見となり差別につながる。 -
5. 望ましくないステレオタイプの形成過程
- a. 誤った関連付け
- b. カテゴリーによる差の強調
- c. 選択的な知覚と記憶
情報技術と社会の変化におけるステレオタイプ(3)
望ましくないステレオタイプの強化につながる 対人認知をゆがめやすい要因
- 光背効果(halo effect)
- 一部の特徴について悪い印象を受けると その他の特徴についっても不当に低く評価してしまう傾向
- 論理的錯誤(logical error)
- 個人的な経験を一般化し 先入観から論理的推論をしてしまうことから犯す誤解
- 寛大効果(leniency effect)
- 身内や営利を共有する仲間に対してのみ 好ましくない特性でもそれほどひどくないと寛大に評価する傾向
- 投射(projection)
- 自分の持つ特性や欲求は相手をも持っていると断定する傾向
- 時間的拡張(temporal extension)
- 他者の一時的特徴を永続的なものとして認知する傾向
- よく知っている人から一般化(parataxis)
- 過去によく知っている人と容姿が似ている人に対して その良く知っている人と類似した特性を持つものと無意識に決めつけてしまう傾向
- 範疇化(categorization)
- あるカテゴリーから一定の人物特徴と結びついている場合 そのカテゴリーに含まれる人物はすべて同様な特徴をもつと断定する傾向
- 機能的推論(functional inference)
- 顔や身体の特定の部分が特定の機能を持つことから その部分の容貌上の特徴からパーソナリティを推論する傾向
- 隠喩的一般化(metaphological generalization)
- 容貌上の特徴とパーソナリティーの特性の間にある ある種の類推を働かせることによって一般化する傾向
4. IOT第4次産業革命
IOT第4次産業革命(1)
新しい資金調達の理解に必要な資質‐能力を育てるための工夫
いきなり相手にIOT 新しい資金調達の定義を云々したり アルコリズムの講釈しても混乱を与えるだけなので IOT資金調達を認識する仕組みを意識し対処できるようにすることである。また IOT資金調達におけるステレオタイプを意識させ対処する力を養うことが重要であるとともに 日常生活の中で無意識に通り過ぎてしまっている事柄にも注目する。そこから段階的に積み重ね IOT 新しい資金調達とは何かを実感していただき 自らステレオタイプを意識し それに対処できる力を伸ばそうとする姿勢や態度が重要である。
- IOT(例:常に新しい技術で何ができるか考える工夫)
- 目的 問題意識・先行研究・仮説(課題と方法)
- 対象 調査対象・材料・データ(対象と方法)対象を独立させずに方法のなかに記述する書き方も
- 方法 分析方法・接近方法・分析の枠組みを独立させる例もある
- 結果 調査結果・分析結果
- 考察 総合考察(結果および考察)結語の摘要・総括
- 資金調達(例:常に新しい資金調達で何ができるか考える工夫)
-
適格化投資組合等
いわゆるファンドが一般個人から集めることが禁止され日本証券業協会運営会員証券会社
株主コミュニ ティだけが未公開株中小企業も調達できる -
ABL(Asset Based Lending)
事業協同組合の仕組み法律の変化
新しいルールを常に対処する必要性
IOT第4次産業革命(2)
新しい資金調達の理解に必要な資質‐能力を育てるための工夫
- フラクタル
- 樹木や雲・海岸線などの自然界にある複雑な形状を 同じパターンの図形で表す数学的概念。フラクタルによって描かれる図形は 全体像と図形の一部分が相似になる性質があり このような性質を自己相似性と呼ぶ。自己相似性を持つものには Benoit Mandelbrot氏が 発見したマンデルブロー集合やコッホ曲線・ペアノ曲線・シェルピンスキー曲線・ドラゴン曲線・Levy曲線などがある。
- 計算知能
-
CI(Computational Intelligence)は人工知能研究の一分野であり 数理論理学に基づく従来的な人工知能とは一線を画すものである。計算知能の研究は ファジィシステムやニューラルネットワークや進化的計算といったヒューリスティック的アルゴリズムを中心とする。
その他にも 群知能・フラクタル・カオス理論・人工免疫系・ウェーブレットといった技法も利用する。
計算知能の研究では 学習や適応や進化やファジィ論理(ラフ集合)といった要素を駆使して ある意味で知的なプログラムを作成することを目指している。計算知能の研究では 統計的手法を拒絶するものではなく しばしば相補的な考え方を提供することもある。
例えば ファジィシステム・ニューラルネットワーク研究は 計算知能研究の一部であり 機械学習と密接に関連している。計算知能はソフトコンピューティング・みすぼらしい(scruffy)AI・コネクショニズムのシステム およびサイバネティックスと密接に関連している。 - フラクタル・アルゴリズム・人工知能に関連するビジネスモデル研究例
- 生物情報学と生体工学・金融工学と計算機経済学・創発技術・データマイニング
- 計算知能の主要テーマ
-
ニューラルネットワーク・ファジィシステム
進化的計算:遺伝的アルゴリズム・遺伝的プログラミング
群知能:粒子群最適化 - 新しい時代における業種別ビジネスモデル研究例
- 焼きなまし法・機械学習・人工免疫系・エキスパートシステム・ソフトコンピューティング・ベイジアンネットワーク・カオス理論・認知ロボット工学・発達ロボット工学・進化ロボット工学・蟻コロニー最適化・粒子群最適化・知的エージェント
- その他
- 曼荼羅・フラクタル構造・ハーモニー・ワンネス等いろいろな分野で広がりを見せています